TEENSでは70名以上が活躍している大学生・大学院生がインターン。その生の声をお届けします。
(詳しい業務内容は、インターン特集ページをご覧ください)
TEENSでインターンをしています、藤本です。TEENSでインターンを始めて3年が経ち、4年目を迎えました。現在は大学院の修士2年になり、臨床心理学を専攻しています。
発達障害*という言葉には、大学の授業で出会いました。診断を受けた子どもたちの魅力を知り始めた一方で、実際にお会いして発達障害のある方の世界を共に体感したいと思う様になりました。
「TEENS」は、ネット検索を通じて知りました。「はたらく力を高める」というキャッチフレーズに惹かれ、気が付いたときには、説明会に応募していました。おそらく、待ち受ける社会とどのように関わるかを考える支援であることを、当時あまりよく分からないながらもこの一言から感じたと思います。
3年間を振り返ると、通う子供たちの魅力と、チームで支援するということの2つを学ばせてもらっているように感じます。
まず、子供たちの魅力は、絵や折り紙などの作品、好きなことを極める姿など、日々出会う場に凝縮されています。ただし、それをのびのびと表現できる場が彼ら彼女らにとっては限られていることも、切ないけれど学びました。
また、チーム支援については、フルタイムの皆さんとのやり取りの中で学べます。さらに、役職・上下関係にとらわれず、シェアリングできる関係性の大切さも、先輩インターンの方々から学びました。
学部を卒業するまで、誰もが就職活動などで悩む時期ですが、私の場合、就職するか大学院に進学するか、とても悩みました。TEENSをきっかけに、支援の奥深さを考えさせられたからです。福祉の領域のみならず、医療領域や教育分野、そして心理療法の今を知り、関わりの幅を広げたいという想いが強くなり、最終的に就職ではなく進学を決断しました。T
EENSで実際にお子さんと関係性を丁寧に築く大切さと、そこから育まれるものの大きさを実感していたからこそ、進学先はなるべく実習が充実していそうな学校を考えました。
卒業後は医療・福祉領域の心理士に就きたいと考えています。そして、TEENSのように個々の魅力を考え、力を発揮できる場を共に編み出していけるような、伴走者で在り続ける事を目標にしていきたいと思っています。
TEENSでは、発達障害のある小・中・高校生の支援を担う大学院生、大学生スタッフを募集しています!
興味のある方はこちらからご応募ください!
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます