TEENS御茶ノ水の大橋です。TEENSの各拠点紹介シリーズですが、今回はTEENS御茶ノ水を紹介いたします。
TEENS御茶ノ水は、2015年4月1日にオープンした、3拠点の中で一番新しく、かつ綺麗な(?)拠点です。また小学生利用者が多いため、椅子の色を青やピンクなどカラフルな色にして、見た目から楽しそう!、ワクワクする!、と思える空間にしています。日々行っているプログラムや目的は他拠点と同じですが、今回は特にTEENS御茶ノ水が自慢できるところやより意識しているところなどを紹介します。
①日中支援の昼食時間はスタッフ全員で和やかに
日中支援(平日10:30~14:00)の利用者は毎回2~3名ですが、お子さんがより多くの人と繋がりコミュニケーション力を高めるため、昼食は全スタッフが輪に加わって食べるようにしています。お子さんが出してくれた話題をどんどん広げて、お子さんの視野を広げていくことも意識しています。
日中支援に来るお子さんはみんなゲームが大好き。コアなゲームの話題が出てきても、現役ゲーマーである男性スタッフがバンバン話題を拾うので、お子さんも楽しそうに自分の趣味についての話をしています。また毎週新しいiPadのアプリゲームを仕入れてくるお子さんは、新作を仕入れる度にそのゲーム画面を一瞬チラッとスタッフに見せて、「何ていうゲームか当ててください」とクイズを出してきます。その画面をヒントに、スタッフはiPadや自分のスマートフォンを使ってそのゲームを探すのですが、中々見つからず誤答を連発。その度にそのお子さんはゲラゲラと腹を抱えて笑っています。少しずつヒントをもらいながら何とかそのゲームを探し当て、最終的にはTEENSにあるipadにもダウンロードしています。そのゲームが他のお子さんに大好評になっていることもしばしばです。
②お子さんの集中・やる気を引き出す学習支援
学習支援(平日16:00~19:30)は、小学低学年から高3生まで、幅広い学年のお子さんが毎回10~12名ほど利用しています。30分学習・10分休憩というサイクルで進めていますが、学習中はより緊張感のある空間を作るため、毎回お子さんの座る席をある程度、事前に決めております。席が近いとどうしてもしゃべってしまうお子さん同士の席を離したり、PC学習(TEENSではワープロ検定や情報処理検定に向けての学習や、タイピング練習などを行うことも可能です)を行うお子さんとPC画面が気になってしまうお子さんの席を離したりなど、全員がなるべく集中して学習に取り組めることを大切にしています。
初めは中々TEENSになじめず、「宿題は家で1人で出来るのに、なんで長い時間をかけて来ないといけないのでしょうか」と言って、しばらく欠席していたお子さんがいました。しかし苦手な小論文の課題を持ってきた際、その時のポイントを抑えた指導が感動的だったようで、その後は定期枠のみならず空き枠にもどんどん追加予約をして、来てくれるようになりました。コミュニケーション面の課題もありましたが、前向きにTEENSに通えている今では、他のお子さんとiPadのゲームを通して自らコミュニケーションが取れるようになっています。
逆に休憩時間中は、「トランプ大会」、「ジェンガ大会」など、多くのお子さんを巻き込んでゲームを行い、リフレッシュをします。「次は〇〇君の番だよ」、「ジェンガ倒れちゃうから机を揺らさないでください」、「やばい、倒れる~!」など、お子さん同士のたくさんのやり取りや歓声が聞こえてきます。リフレッシュするだけでなく、他のお子さんの名前を覚えたり、自然なコミュニケーションを取るための大事な時間となっています。高校生が小学生の面倒を見てあげている場面などはとても微笑ましいです。
③個性豊かな御茶ノ水スタッフ
TEENS御茶ノ水には、福祉業界での経験を長く積んできたものから、全く異なる業界で勤務していたものまで、様々な経歴を持つ多彩なスタッフが揃っています。お子さんのちょっとした表情や行動の変化も逃さずキャッチして、適切な声かけをすることが出来る女性スタッフ、お子さんが来る前にテキパキ仕事をこなし、休憩時間中はとことんお子さんとゲームや会話で盛り上がる女性スタッフ、塾業界での経験を活かしてお子さんに分かりやすく丁寧な説明が出来る男性スタッフ、作文指導・教材作成の経験を活かして作文の苦手なお子さん達の表情をみるみる明るくさせているスタッフ、福祉や心理・教育を学んでいるとても有能なインターンスタッフなどなど、本当に多彩なスタッフが揃っています。その多彩な力をフルに活用しあって、1人1人のお子さんに最良の支援が出来るよう、日々力を合わせています。
まだまだご紹介したいことがたくさんありますが、後はお越しいただいた際に、実際に皆さんの目でご覧いただければ幸いです。
TEENS御茶ノ水 大橋