発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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ティーンズ流!時間の構造化のヒント

こんにちは!ティーンズ御茶ノ水です。
今日は、TEACCHプログラムの「時間の構造化」について、ティーンズでの取り組みをご紹介します。

TEACCHプログラムの「時間の構造化」ってなに?

最近よく耳にする「構造化」という言葉。英語では”Structured”と表現されますが、「環境を分かりやすくする」という意味でとらえると分かりやすいですよね。もっと簡単に捉えると、「何をするか」「いつやるか」を分かりやすくする工夫のことです。
特に、集中が続きにくいお子さんや、「次は何をすればいいの?」と迷いやすいお子さんにピッタリな方法なんです。
「時間の構造化」には、こんな効果があります。

  • 見通しが立つ:次の予定が分かると安心感が生まれる。
  • 集中力アップ:目の前のタスクに取り組みやすくなる。
  • 自立の第一歩:自分のペースで行動を進められるようになる。

たとえば、学校や家庭で「次に何をするのか」「どんな手順で進めればいいのか」がはっきりしないと、特に子どもやサポートが必要な人にとっては混乱の原因になりがちです。構造化は、そうした戸惑いを減らし、安心して活動に取り組めるようにするための方法なんです。

ティーンズの取り組み3つのポイント

➀スケジュールを視覚化!
スケジュールを紙やホワイトボードに書いて、 一目で流れが分かるようにします。

例えば…
目標:休憩をしっかりとる
1コマ目:算数(宿題のプリント)
2コマ目:国語(漢字のドリル)
3コマ目:ボードゲーム
休憩:スタッフとお話し

こうすると、見通しが立って安心感がアップし、お子さんが自分で流れを把握しやすくなります

写真のようなチェックリスト付きのホワイトボードを使うことで、実際の行動がより具体的になります。

②タスク完了で「できた!」を実感
スケジュールにチェック欄やタスク完了ボックスをつけて、タスクが終わったらマークを入れます。
このような工夫で、お子さんの達成感や成功体験につながり次のタスクへのモチベーションアップにもつながります

例えば生活では、「宿題が終わったら✓」「お風呂に入ったら✓」と、目に見える形で進捗を確認することで、自信を持って行動を続けられます

③休憩も計画に入れよう
活動の合間に短い休憩や好きなことをする時間を入れると、疲れにくくなります。

具体的には…
・5分間だけ本を読む
・軽くストレッチをする
・お水を飲む など

長時間の集中が難しいお子さんも、 休憩を上手に取り入れることで、リズムよく一日を過ごすことができ、過集中も防ぐことがます。休憩を組み込むことで、活動とリラックスのバランスを取る感覚も育ちます

お子さんの「安心できる一日」を一緒に


時間の構造化は、 お子さんが自分で行動を管理しやすくなる大事なツールです。 個々の特性や理解力に合わせて、スケジュールをアレンジすることで、より効果的なサポートができます。

ティーンズでは、お子さんに合った方法を一緒に見つけながら、安心して成長できるようサポートしています!

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