発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
MENU

お悩み相談!解決策を一緒に考えるコツを紹介します#ティーンズ御茶ノ水 #放課後等デイサービス #相談

ティーンズ御茶ノ水 2024年5月25日

こんにちは、ティーンズ御茶ノ水です。

ティーンズではお子さんから学校や友人のついての相談を受けることが多々あります。

そこで今回は新学期に多い、「▲▲な同級生が苦手」「▲▲な先生と上手くいかない」という相談を受けたときに、解決策を一緒に考えるコツをご紹介します!

お悩みを分析してみよう

広い視野でみる「チャンクアップ」

いくつかの出来事をまとめること、大きなかたまりにすることを「チャンクアップ」と言います。

私たちは無自覚のうちに、いくつかの出来事から共通点・ルール・法則を見出して、単純に考えようとするクセがあると言われています。とても効率的ですよね。

今回の「▲▲な同級生が苦手」という相談でも、「▲▲な」という共通点を見つけて話してくれています。しかし実際にその場を見ていない人からすると、とても抽象的な説明になっています。一緒に対策を考えるには、より具体的に聞いていくことが必要です。

小分けにしてみる「チャンクダウン」

そこで、困りごとを具体的にするために、出来事を小分けにして考える「チャンクダウン」を考えていきます。

「▲▲な同級生が苦手」なお子さんに、最近誰との関係で困ったりうまくいかなかったのかを聞いて、円グラフにしてみました。

すると実は「▲▲な同級生」というのは、主にAさんのことだと発覚!

こうすることで、「あ、わたしはAさんとのことで悩んでいたんだ!」と気づくことができ、具体的な対策を考えやすくなりました。

相手の「行動」に注目しよう

実はAさんとの関係について悩んでいたことが分かったので、今度は具体的に「何に困っているのか」を考えていきます。

ここでのポイントは「行動」に注目することです。

どんな場面で、誰が、何をして、本人はどう反応したのか。映像が脳裏に浮かぶくらい、具体的に「行動」を説明してもらいます。

× …「傷つけられた」「ひどいことされた」
〇 …「足でけられた」「声をかけたのに、ノートに絵を描き続けていた」

 

「問題の影響」を考えよう

もう一つ、このお悩みによって生活面に支障がでるのか、を確認し、問題の大きさを評価・把握することもとても大切です。

「すごく困る」「最悪だ!」とお子さん自身は思っていたとしても、実際には生活面に大きな支障は出ていないかもしれません。

例えば以下のような項目で、生活面への支障をはかることができます。

  • 食欲や睡眠時間には十分か?
  • 腹痛・頭痛などの身体症状が出ていないか?
  • ご家族やクラスメイトと口論やトラブルが増えていないか?
  • 気晴らしのためのゲーム時間が増えていないか?
  •  遅刻や欠席が続いていないか?
  • 忘れ物が増えていないか? etc.

 

このように、お悩みを小分けにして具体的にしていくことで、そのお悩みに合った解決方法を考えることができるようになります。

是非皆さんも、自分や周りの方が悩んだ時には試してみてくださいね。

 

  • ティーンズ御茶ノ水のアクセス・スタッフ紹介はこちら
  • 放課後等デイサービスティーンズはこちら
  • ご利用までの流れはこちら
ページトップへ