発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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中野区若者フリースペース「まごころドーナッツ」を見学させていただきました

ティーンズ新宿 2025年4月11日

こんにちは!ティーンズ新宿です。

今回、地域資源の理解のため、中野区にある若者フリースペース「まごころドーナッツ」を見学させていただきました。どのような居場所か、職員の田中様にお話を伺いましたので、ご紹介していきたいと思います。

まごころドーナッツってどんなところ?

若者支援という枠組みの中で、若者が自由に過ごせるフリースペースやさまざまな活動の機会を提供しています。スタッフが常駐していて、フリースペース利用の中で相談支援などが必要になった場合は支援機関に繋いでいます。

どんな人が利用しているの?

中野区在住・在学・在勤の義務教育終了後~39歳までの方が利用できます。

「同世代や違う世代の人と出会いたい」「家や学校、職場のことを誰かと話したい」「まずは通える場所が欲しい」など、いろんな気持ちをもった方々が過ごしています。高校生もいれば社会人もいますし、働いている人もいれば働いていない人もいます。
過ごし方も人それそれで、ひとりでギターを弾いている人がいたり、パソコンなど個人作業をしながらスタッフと適度に雑談したい人、他の参加者と一緒にイベントに参加したい人など様々です。誰かと関われたり、関わらなくても空間を共にしながら自分のペースで過ごせる居場所を求めて来られているようです。

他にも、若者と関わりたい地域住民の方がプログラムなどにサポーターとして参加されることもあります。何か力になれれば、と参加したら、若者たちの話を聞いているうちに自分の方が気づきをもらった…という地域サポーターの声もありました。

どんなことができる?

安全安心に過ごせる「居場所」を提供しています。一つの大きな部屋がパーテーションなどで区切られていて、パソコンや勉強など静かに作業をしたい人のためのスペース、雑談したり時には楽器を弾いたりしてよい交流スペース、と2つに分かれています。

また、不定期で様々なプログラムを開催していて、プログラムの内容を考えたり準備をするところから参加者に協力してもらい、みんなでつくりあげています。
ちょうどいまも、今度開催する料理プログラムの献立や材料をボードに書き出して考えているところで、いろいろボードに書き残してありますね。日によって来る人来ない人がいるので、どんな話をしたか他の日に来た人が見れるように、ボードは消さずに残しているんです。
「はたらく大人と出会う会」というプログラムでは、毎月、地域ではたらくゲストをお呼びして、その人の仕事や人生について語ってもらったりしています。地域にこんな大人がいるんだ、こんな働き方、生き方があるんだ、と毎回学びや気づきや勇気をもらえるようなプログラムです。

フリースペースの外でも、地域の方々と協力しながら、ボランティア・町歩き・スポーツ・音楽など、様々なプログラムを開催しています。

まごころドーナッツの想い

この場所はずっと居続けられる場所ではなく、ゆくゆくはこの場所から巣立って、社会に出ていかなければいけない。だからこそ、ここにいる間に若者たちが地域や社会とつながれる機会をつくっています。また、地域全体の支援力を強化するということも重視しています。イベントやボランティアの場づくりに協力してくださる方々も、はたらく大人と出会う会に登壇してくださる方々も、みんな「若者のために何かできることがあれば」と、意欲的に力をかしてくださっています。地域全体で支えあっていく風土をこれからも広げていきたいです。

行っていいのかな、ともし迷っている方が、ぜひふらっと来てみてください。来たい時に来てよい自由な場所なので、気軽な気持ちで来てみてもらえればと思います!

気軽に通える場所がほしい人や、誰かに話を聞いてほしい人、イベントやボランティアなどで地域と繋がりたい方に、ぜひオススメしたい場所だと思いました。

見学やインタビューにご協力いただきありがとうございました!

中野区若者フリースペース まごころドーナッツ

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