イベントのお知らせが多い本ブログ、たまには日常のお話もしようかと。
皆さんは放課後デイの活動にどんなイメージがありますか?
学校の宿題?運動?おやつ作り?場所によって様々ですよね。
ティーンズでは学習、生活、進路の軸をもとに日々の活動をしています。
例えば学校の宿題をするケース。持参した課題のうち「どこまで進めたいのか」「どうやって終わらせるのか」「いつまで期限なのか」などお聞きして、見通しの共通認識をつくり実際に取り組んでもらいます。
スタッフは教えられる立場ではないため、答えを伝えることはできません。
もちろん本人たちは課題を終わらせたくて持参していますし、終わらせることを第一に関わりますが、スタッフ目線ではどちらかというと学習に関するスキル(計画、提出物管理、スケジューリング、わからない時の相談先の把握など……)を気にしています。
本人自身が持っているか、自覚があるか、ない場合は必要性を感じられるか、どんなサポートが必要か、気付きを得られるようにあれやこれやと投げかけをしています。
もうひとつ、生活の軸からゲームについてご紹介します。
ゲームと聞くと習いごとで行うイメージはあまりないかもしれません。
しかし、ティーンズでは休憩時間だけでなく、ゲームをひとつの目的として活動しにくるお子さんも多くいます。
昨今は「ボードゲーム療育」という言葉も出てきており、実は子どもたちや成人の認知機能や社会的スキルを向上させるために、ボードゲームを利用する場が増えています。
特にチームプレイや対戦を通じて、順番を守ることや勝ち負けの経験づくり、コミュニケーション能力や協力性の向上が期待できます。特別支援学級や若者の居場所で積極的に取り入れられています。
スタッフからは「ゲームをしながら、自分の課題もちょっとずつ練習していこう」と声かけし、気づきのチャンスを一緒に見つけようと関わります。
最近よく遊ばれているものをひとつご紹介。ハローワークゲーム。
キャラクターや仕事のカードを使って、様々な職業に挑戦しながら、自分の得意・苦手について考えられます。
家族や友達みんなで一緒に遊ぶのも楽しそうですね!
ティーンズで大事にしている自己理解にも繋がります。
(ちなみにこちらのゲーム、実はKaienが共同開発として関わっています)
今回は様子の一例を紹介させていただきました。
ティーンズでは、様々な活動や経験を通じて、成長の気づきが得られるよう平日のセッションでそれぞれのお子さんとカスタマイズしながらサポートしています。
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