発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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東京都町田市 「町田みのり高等部」| 発達障害に理解のある学校 インタビュー特集 vol.008


Q3: 学校生活や行事について教えてください。

一番メインの行事は10月に行われる『みのり祭』という文化祭です。町田みのり高等部自体が商業を学ぶ学校なので、商業の学習を絡めて取り組んでいることが大きな特徴です。

5月頃から生徒主体でみのり祭のテーマを話し合うところから、準備を行います。その際には、3学年縦割りのグループで行っているので、先輩の姿を見て成長できるのも良い点だと思います。

また商業を絡めているというのは、授業で学んだ接客や広告デザイン、収支計算などをみのり祭を通して実践しています。例えばチラシを作ることや、みのり祭が終わった後の決算報告などにも活かされています。

商業科としての知識をつけるのは学校の勉強としてできますが、それを実践できる機会があるのがこの学校の特徴でもあります。

Q4: 進路サポートはどのようになっていますか?

まず入学前の保護者面談の時点で、保護者の方が現状どのようなイメージを持っているのかを確認しています。手帳を使った就労を目指すご家庭や、進学を目指すご家庭、まだ迷っているご家庭など様々いらっしゃるので、1年生の間は自己分析や進路先、職業調べを行っています。

例年1年生の3学期頃から大学や専門学校の見学などを行っています。また手帳就労を目指す場合には1年生から企業の見学や就労移行支援事業所での実習なども行っています。

個別の面談や授業を通じて自己分析や進路について意識を高めていき、2年生のうちには進路先を決められるようにサポートしています。

進路先は、大学・専門学校の進学や就職、就労移行支援など幅広くいらっしゃいます。

Q5: 最後に、発達障害を持つお子さんの保護者の方々へメッセージをお願いします。

大変なこともあるかとは思いますが、お子さんは成長するので、その成長を信じてあげることが大切だと思います。あとは、その子が安心できる場所を一緒に探すということが、保護者としてできることなのかと思います。

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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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