一番メインの行事は10月に行われる『みのり祭』という文化祭です。町田みのり高等部自体が商業を学ぶ学校なので、商業の学習を絡めて取り組んでいることが大きな特徴です。
5月頃から生徒主体でみのり祭のテーマを話し合うところから、準備を行います。その際には、3学年縦割りのグループで行っているので、先輩の姿を見て成長できるのも良い点だと思います。
また商業を絡めているというのは、授業で学んだ接客や広告デザイン、収支計算などをみのり祭を通して実践しています。例えばチラシを作ることや、みのり祭が終わった後の決算報告などにも活かされています。
商業科としての知識をつけるのは学校の勉強としてできますが、それを実践できる機会があるのがこの学校の特徴でもあります。
まず入学前の保護者面談の時点で、保護者の方が現状どのようなイメージを持っているのかを確認しています。手帳を使った就労を目指すご家庭や、進学を目指すご家庭、まだ迷っているご家庭など様々いらっしゃるので、1年生の間は自己分析や進路先、職業調べを行っています。
例年1年生の3学期頃から大学や専門学校の見学などを行っています。また手帳就労を目指す場合には1年生から企業の見学や就労移行支援事業所での実習なども行っています。
個別の面談や授業を通じて自己分析や進路について意識を高めていき、2年生のうちには進路先を決められるようにサポートしています。
進路先は、大学・専門学校の進学や就職、就労移行支援など幅広くいらっしゃいます。
大変なこともあるかとは思いますが、お子さんは成長するので、その成長を信じてあげることが大切だと思います。あとは、その子が安心できる場所を一緒に探すということが、保護者としてできることなのかと思います。
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ティーンズでは発達凸凹の子どもたちの進路選択の幅を広げるべく「発達障害*に理解のある学校」の情報を集めています。
「我こそは発達障害フレンドリー校だ!」という学校関係者のみなさま
「わたしの通う学校こそ発達障害フレンドリー校だ!」という在校生・保護者のみなさま
「この学校について詳しく取材してほしい!」という受験生・保護者のみなさま
ぜひこちらのページで紹介させてください。情報をお待ちしております!
✉teens@teensmoon.com (学校インタビュー担当 宛)
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます