ティーンズ本八幡の佐藤です。
島根県にある隠岐諸島では隠岐島前教育魅力化プロジェクトの一環として、島育ちの高校生が本土で就業体験をするアーバン探究という活動をしています。
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ティーンズでは、発達障害やグレーゾーンの子どもの支援に関心のある高校生を積極的に受け入れ、『発達障害の支援の輪』を拡げることを大切にしています。 今年はティーンズ本八幡に7/28(月)~8/2(金)、隠岐諸島の伊藤さんが就業体験に来てくれました!
初日の午前中、伊藤さんと一緒に一週間のスケジュールを立てました。伊藤さんは島に戻ったら報告会があるとのことで、支援現場に入りつつ、報告会の準備も進めていく計画を立てました。
支援以外の時間は報告会の準備もすすめつつ、ティーンズについてスタッフからお話を聞いたりして放課後デイで何をしているのか理解を深めていきました。
就業体験の一環として、実際に支援にも挑戦。始めはお子さんたちとの距離感に戸惑い、自分から声を掛けるのに苦戦したとのこと。
ですが、徐々にコツを掴み、進んで関わっていくように。お子さんと一緒に楽しむ姿、とても素敵でした。
就業体験最終日には、報告会に向けて発表練習も行いました。
島と都会との生活の違いや、支援現場に入って感じたことなど、その日はなんとアドリブで発表!
とても分かりやすくまとめられていました!よりよい発表にしたいとのことで、スタッフからもいくつかアドバイスさせていただきました。
今回の就業体験を経て、ご本人にとってはとても貴重な経験となったそうです。
「お子さんとの関わりあいには難しさもあり、共感できることもあり、とてもやりがいを感じました」
私自身もひたむきに頑張っている姿にとても感動しました。この経験が伊藤さんの糧になればとても嬉しく思います。