1月に入社しましたTEENS横浜の重田です。
本日はお仕事体験cafe TEENSの様子をお伝えします。cafe TEENSではカフェの店員として、キッチン訓練と接客訓練の2つを行っています。
先日のキッチン訓練はマジパン(に見立てた粘土)を、同じ大きさに切り分けをします。切り分けは、包丁を使用する為、私は「包丁は切れ味が良いので、危ないのでは?」と内心思いました。しかし、訓練が始まると私の心配しすぎだったことが分かりました。上司(役のスタッフ)の事前注意を聞き、きちんと包丁を取り扱っているお子さんが多かったのです。中でも印象的だったのが、慣れない包丁に苦戦しているお子さんに「反対の手をを添えて。」と年上のお子さんがアドバイスをしていたことです。すると、慣れないお子さんも安全に包丁を扱うことが出来ていました。
また、接客訓練ではマニュアルを見ながら練習した後、お客さん(役のスタッフ)に皆の前で発表をします。発表の後はお子さん同士で振り返りをしています。「△△君はフォークの持ち手を、お客さんの右側にした方が良いと思った。」「××さんは自分だけで分からないことは、"店長に確認します"って言えてすごいと思った。」という意見がどんどん出てきました。意見を言う方も聞く方も真剣そのものです。
平日の学習支援は個々の課題に取り組む為、お子さん同士のコミュニケーションがどうしても少なめです。1つの課題に取り組むお仕事体験は、お子さん同士が学びあえる貴重な場だと感じました。平日では見られない表情がたくさん見ることができた1日でした。