TEENSインターン生の木内です。
前回から始まったインターン生へのインタビューコーナー。このコーナーでは、「どんなインターン生が活躍しているのだろう?」「TEENSインターンの魅力とは?」などなど、普段外からは見えにくいインターン生の活躍について、お伝えしていきます。
野田さんからバトンを引き継ぎ、今回からは木内がお伝えしていきます!
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第2回は、TEENS新宿の齋藤さんです。
齋藤さんは、大学卒業後、一度大手企業に就職されています。その後、退職され再度大学に入学。現在は大学に通いつつ、社会人としての経験を生かしながらTEENSの現場を支えてくれています。また、現場でのお仕事に加えて、11月のイベント「ドミノクエスト」の企画を運営しています。
前職では、その人自身が持っている「強み」を生かして、チームで仕事をする、といったことを学びました。学生時代の研究は、一人でどこまで突き詰められるかが問われますが、仕事は納期もあって、いくらでも時間をかけられるわけでないですよね。限られた条件の中で結果を出すために、苦手なことに全力を尽くすよりも、場合によっては得意な人に任せた方がいいということが新鮮でした。学生時代は、他人と比べて何が得意で不得意かあまりわからないですが、仕事をすると、自然とそれが浮かび上がってくる気がします。「あの人にこれを任せよう」の積み重ねで、数年経つと自然とそれぞれの仕事のカラーが出てくるというか。
それ以降、「人の強みを活かす」といったことが自分の中で大きなテーマとなりました。その時にたまたま発達障害に関する本を読んでいて、発達に特性のある方についても興味がありました。
ネットを通じてKaienの「発達障害*の人の強みを活かす」というメッセージを読み、興味を持っていた「強み」や「発達障害」というキーワードもさることながら、発達障害の方に限らず、広く「多様な人が働く場を作る」、ダイバーシティの考えにも通じる取り組みだと感じ、とても興味を持ちました。ぜひここで働いてみたい、と思い応募しました。
お子さんのみならず、スタッフの方も多様なバックグランドを持った方が多いので、そうしたいろんな人と出会えることがインターンのメリットだと思います。
また、鈴木社長の話がいつも勉強になります。発達障害だけでなく、働き方や、ビジネスなど様々な話をこまめに発信してくださるので、現状や課題を把握しながら日々の業務に取り組むことができることも、とても刺激的です。
現在の業務は現場と11月のイベントの企画・運営 |
TEENSで働いて、質問に対する考え方が変わりました。
勤務し始めてすぐ、お子さんの対応について、自分で判断しなければならないと思い、その場では質問せずに後から質問すると、「何か疑問に思ったことがあれば、その場ですぐに質問してください」と言われたことが印象的です。
それまで、質問というのは「自分が聞きたい時にするもの」くらいに思っていましたが、「疑問に思ったらしなければならないもの」という意識でいると、目の前で起きることは自分一人の問題ではなく、皆の問題と捉えられ、一丸となって取り組むことになります。
TEENSでは様々なお子さんがいらっしゃいますが、一人一人のお子さんの成長を、スタッフ一丸となってサポートしています。そのためには、情報共有は欠かせません。
何かお子さんのことで気になったことがあれば、一人で溜め込まずにスタッフの方と共有します。そして、その場でスタッフの方からアドバイスをもらったり、そのお子さんに適した接し方について一緒に考えます。こうして試行錯誤しながら、お子さん一人一人と向き合っていくのが、TEENSの現場です。個人プレーではなく、チームとしてのパフォーマンスを意識するので、非常に働きやすい環境だと感じています。
現場では、お子さんの良いところを見つけ出し、そこを伸ばしていくことを心がけています。
お子さんに勉強を教えていて、「わかった!」が目の前で見える瞬間が、一番やりがいを感じます。そのお子さん一人一人に、わかりやすい教え方をいつも試行錯誤しているのですが、それが成功した時「やった!」と思います。
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いかがでしたでしょうか?
TEENSでは、お子さん一人ひとりに合った教え方を、いつもスタッフ一丸となって考えています。一筋縄ではいかないことも多々ありますが、沢山考え、悩んだ分、お子さんが「わかった!」と感動してくれた時が、何よりも嬉しい瞬間です。TEENSのインターンについて、「まずは話を聞いてみたい」という方は、説明会を実施するので、ぜひ応募してください!
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます