今回は8/3(金)に行うTEENS夏期講習『発達障害の子のための発達障害理解講座』の内容を一足先にみなさんにご紹介します。
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本講座を通じて参加されたお子さんには3つのことをお伝えしていきます。
① 発達障害の正しい知識を得る
プログラムの前半は座学形式で、発達障害について、イラストを交えた資料を使いながら学びます。「脳機能の障害で…」なんて小難しい言葉は使わず、子どもたちが理解しやすい、頭にすとんと落ちるような言葉とイラストを使って、正しい知識と前向きなメッセージをお伝えします。
②発達障害の魅力って?自分の性格や行動を振り返ってみる
講座の後半は、自分自身の強み・弱みと向き合います。実はこのシート、自分の特性は長所にも短所にもなることがわかる仕掛けになっているのです!その後、自分の長所を活かすにはどうしたらよいかを一緒に考えます。
③今を生き抜くための発達障害の現実的なリスクや対処法を知る
最後に、自分の長所を活かすために周囲にしてもらいたい配慮を具体的に考えます。合理的配慮を求める権利があることを知ってもらい、具体的に学校で受けられる合理的配慮の例をお伝えします。
今回の講座で、お子様がご参加している様子を見学ができないかというお声を保護者の方から複数いただくことがありました。ただ、普段感じていることを気兼ねなく話せる空間を大事にしたく、ご同席はご遠慮いただいています。ご要望をくださったみなさま、ご希望に添えることができず申し訳ございません。
ただ、講座終了後、保護者の方には、当日使用した資料をメールに添付しお送りする予定です。その資料を基に、お子様の個性についてご家族で話し合ってみてください。また、今回の講座でお子様が感じたことや、保護者の方が思うお子様の良いところを伝えるきっかけにしていただき、お互いによりよいコミュニケーションをとれる時間にしていただければ幸いです。
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます