TEENS吉祥寺の及川です。
TEENSでは現在、約100名の大学生・大学院生がインターンとして活躍しています。
実際にインターンをしている方の声をご紹介。今回は心理系大学院修士2年・木村さんです!
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TEENS三鷹インターンの木村です。都内の大学院で臨床心理学を専攻しており、現在修士2年生です。インターンを始めたのが大学4年生の終わりなので、今年で3年目になります。
TEENSのインターンでは、発達障害*のあるお子さんの支援に携われるだけでなく、Kaien/TEENSの社員の1人として様々な業務にもチャレンジすることができます。
私は現場支援以外に、人事関連の仕事として新人研修、「初回オリエンテーション」を担当しています。
新たにインターンとして入社する方に、TEENSの理念や実際の支援内容をお伝えし、実際に普段行う支援前MTGのロールプレイングを体験してもらうのがそこでの仕事です。
この仕事を通して「はたらく力を育てるための支援」ってどういうものなんだろう、というのを自分の言葉で話せるようになった実感があります。
TEENSでは、お子さんとの対話を通して決めた長期目標(ゴール)から逆算して、実際にどう動くか短期目標(道順)を決める考え方で支援を行っています。でもこれってなんとなくはわかるのですが、絶対的な正解があるわけでもないのでいまいち理解しきれてはいなかったんです。
ですが、新しく入ってきたインターンの方と一緒に発達障害の子どもたちの将来のために必要なことってなんだろう?私たちにできることってなんだろう?と一緒に考えて、自分でも言語化していくなかで明確に自分の中に落とし込むことができ、支援の場でも発揮できています。
例えば、TEENSで特にやりたいこともなく、一見やる気がなさそうに見えてしまうお子さん。自分の気持ちを周りに話すことなどなかったのですが、この考え方を意識してコミュニケーションを取っていくことで、将来に向けての目標やそのために進学もしたいということを教えてくれました。
現在、このお子さんとスタッフで、目標のためにはどんな大学に行く必要があるか、そのためにはどんな勉強やスキルが必要になるのか、具体的な短期目標を決め、行動できています。
インターンを初めて3年目になりますが、今年度から担当した初回オリエンテーションをきっかけに、また個人として新たな成長があったと感じています。
TEENSは、発達障害を持つお子さんの支援を経験できるだけでなく、私のように研修に関わったりプログラム開発に関わったり…多様な仕事にチャレンジすることができます。
そしてその経験を通して、支援者としても個人としても常に成長し続けられる場になっています。
私は大学院を卒業後、将来は心理士を目指しています。
福祉、医療、教育、様々な領域で発達障害のある方々とそのご家族に関わる中でも、TEENSで学んだことを活かし、安心して過ごせるようなサポートをしていけたらと思っています。
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TEENSでお子さんの成長を応援したい!将来を見据えた支援をしたい!という方向けに、採用説明会を開催します。
現役で働いているインターンの生の声を聞ける機会にもなりますので、お気軽にご参加ください。
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます