横浜・関内の放課後等デイサービス！発達障害のある子のためのお仕事体験実施中

ティーンズ関内 2018年4月19日

TEENS関内の山崎です。

横浜市内にある放課後等デイサービスTEENS関内は4月に本格オープンし、お仕事体験プログラムがスタートしました。今回はお仕事体験一般コースのセッションをレポートします！

文房具の組み立てから発送までお仕事体験一般コース『KYOKUL』

TEENSでは週末はお仕事体験というプログラムを開催しています。TEENSホールディングスという架空の会社の社員となり、様々な部署のお仕事に取り組みます。

先日行われたのはお仕事体験一般コースのプログラム。「お仕事の理解・段取り力・コミュニケーション」の3つを柱として、社会で求められる知識や振る舞いを楽しみながら学ぶプログラムです。

今回は『KYOKUL』というオフィス文房具の通販専門店でのお仕事。注文を受けたボールペンの組み立てと検品作業をします。

微細運動の力をアセスメント

このお仕事の肝はは細かい部品を組み立てる微細運動。発達障害*の方の中には手先が不器用で作業に時間がかかってしまったり、ストレスを感じる方もいらっしゃいます（参考：発達性協調運動障害）。

関内でも細かい作業に苦手さがあり、なかなかうまく進められないお子さんがいました。…そろそろ先輩社員（スタッフ）がサポートに入ろうかなと思ったその時、この作業が得意なお子さんが「ここを抑えながらやるとできますよ」と実際にやって見せたりコツを教える場面がありました。助言を得たお子さんは何とかノルマを仕上げることができ、チームで喜びあいました。

出会ったばかりの子どもたちが、スタッフが声掛けをしなくとも子どもたち自身で気付き、声を掛け合い、協力が出来たこと…とっても素晴らしかったです。こういったやりとりが自然発生するのが、お仕事体験の醍醐味ですね。