発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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発達障害の子の「苦手克服」へアプローチ!TEENS手帳でソーシャルスキルを身に着けよう!

2018年7月12日

TEENS新宿の篠田です。7月よりTEENS全拠点で「TEENS手帳」の利用を開始しました。今回はそちらの内容をご紹介します。

TEENS手帳とは一体どんなものなのか?「手帳」といっても、ただ予定を書くためのものではありません。TEENSオリジナル、そしてご利用者様限定プレゼントの、発達障害*のお子さんが苦手なことや困っていることをサポートするためのサバイバルガイドブックです!

発達障害の子へのおすすめポイント① コミュニケーションのルールが学べる!

自閉スペクトラム症(ASD)のお子さんは、その障害特性からコミュニケーションや社会性、想像力を働かせることに苦手さがあります。例えば、環境や状況に適した行動を無意識的に行うことが難しいお子さんには、TEENS手帳のなかの「コミュニケーションのルール」のページがおすすめです。

「質問・相談・報告するときのルール」、「話し合いのときのルール」、「休み時間の過ごし方や約束ごと」など、発達障害の子にとって課題となりやすいコミュニケーションの取り方について、具体的なセリフを示しながら、手順を解説しています。学習支援お仕事体験の中で「こんなときどうしたらいいんだっけ?」となった際に、このページを見ながら確認をします。読んで学ぶページは、イラストをたくさん使用し、楽しく読んでもらえるよう工夫しています。

発達障害の子へのおすすめポイント② 課題提出や学習の計画立てを通して、段取り力を鍛えられる!

TEENSには、定期テストや資格取得のための勉強、長期休み中の課題提出など、少し先の目標に向けて課題に取り組むお子さんがたくさんいます。しかし、自分で優先順位を考えてスケジュールを立てることが難しかったり、そもそも締切りやテスト範囲がわからなかったり、何から手をつけていいかわからなかったり…、という場面をよく見かけます。

そんなお子さんには、TEENS手帳の月間カレンダーを使って予定や課題を整理しながら、計画を立てるお手伝いをします。ゆくゆくは、計画をたて、進捗確認をし、必要なら計画修正をして…という一連の流れを自分で行えることを目指し、TEENS手帳を使ってスケジュール管理法を伝授していきます。

発達障害の子へのおすすめポイント③ TEENSオリジナル教材に楽しく取り組める!

TEENSオリジナル教材(ご紹介はこちら)に取り組んだ結果を書いておける記録表を作りました。記録に残すことで「こんなにたくさん取り組むことができた」、「前にできなかったところが、できるようになった」など、自分の成長を感じていただけたらと思います。記録表は、TEENSには電車好きなお子さんが多いので、電車のイラストを使っています。

駅名を書けるようになっていますので、カスタマイズして使ってもらえたらうれしいです。「たくさん記録できるものがいい!」というお子さん向けに、シンプルで1枚にたくさん書ける記録表も用意してありますので、お好きなほうをご利用いただけます。

 

子どもたちが、自分自身で目標をもって楽しみながら課題に取り組んでいかれるような仕掛けが盛りだくさんです。TEENS手帳をご覧になってみたい方、試しに使ってみたい方、ぜひ体験セッションにお越しいただき、スタッフへお声掛けください!

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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