発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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千葉県市川市「橘学院高等部」| 発達障害に理解のある学校 インタビュー特集 vol.001

生徒たちが立ち止まらないように、マイペースでいいから、壁を乗り越えられるように

大橋 最後に。発達凸凹のあるお子さんに向けてメッセージがあればお願いします。

雨宮先生 発達障害というのは、自分にあった環境を選べれば、特性による困り感というのは薄れていきます。実際、うちの学校では入学したときにはずっと下を向いていた子たちが、いろんな子たちと交流する中で卒業するころには人が変わったように変化することがある。

発達障害というのは治るわけではないんですよね。でも、うまく立ち回る方法を知ることはできる。社会の中で生き抜くすべですよね。それは必ず武器になります。この学校は、そういうのを学べる場所だと思います。

そのためには、まず自分のできることから一生懸命取り組んでいくことが大切ですよね。ここに進学した子どもたちがいた中学の先生たちは、とても不思議がるんです。なんで通えるようになるの?って。

彼らはさぼりたいわけではなかったんです。ただただ居場所がなかった。友達には無視される、勉強はわからない、黒板がうつせない、とか…そんなことうちでは絶対させません。できないことばかりにぶちあたると、人間はできないことが当たり前になってしまいます。だから生徒たちが立ち止まらないように、マイペースでいいから、壁を乗り越えられるように。そういう環境で安心して学びたい、という子たちを待っています。

大橋 すごく魅力的な校風だと改めて感じました。先生、本日はありがとうございました。

雨宮先生 こちらこそありがとうございます。TEENSさんの教室が千葉にできるというのは、私たちとしても喜ばしいことです。今後ともよろしくお願いいたします。

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TEENSでは発達凸凹の子どもたちの進路選択の幅を広げるべく「発達障害に理解のある学校」の情報を集めています。
「我こそは発達障害フレンドリー校だ!」という学校関係者のみなさま
「わたしの通う学校こそ発達障害フレンドリー校だ!」という在校生・保護者のみなさま
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ぜひこちらのページで紹介させてください。情報をお待ちしております!
teens@teensmoon.com (学校インタビュー担当 宛)

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

 
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