TEENSの飯島です。今回ご紹介するのは、夏期講習第3弾、「算数・数学 文章題攻略講座」です。
◆◆発達障害の小中高生 夏期講習紹介シリーズ◆◆
先進的な特例子会社を見学できる!実践的キャリア教育講座
上手に援助要請できるようになるために 発達障害*の子のための発達障害講座
ディスレクシア・ASDの子におすすめ!読書感想文講座
ビジュアル化教材で文章題に挑む!算数・数学 文章題攻略講座
計算はできるけど、文章問題は見たくもない!という子。発達障害のあるなしに関わらず、少なくないはずです。
TEENSでは3桁×3桁の計算は一瞬でできるのに、テストの後半は真っ白…という中学生のお子さんがいます。計算することは大好きなのに、数学はいつも赤点…という難儀な少年です。
文章題苦手君によくあるのは、作業としての計算は得意でもその意味理解ができていない状態です。「リンゴを二個ずつ3人に配りました」という言葉と「2×3」は同じ意味合いを持ちますが、そこの繋がりが呑み込めていないままになっていると危険です。文章を読んで言意味理解をすることに苦手さがあるタイプの発達障害の子は、単純に計算は公式として、文章題はパターンとしてやり方を覚えてしまうため学年を重ねるごとに徐々に苦しくなっていきます。
大切なのは、言語を具体的にイメージし、それを計算式に繋げること。「リンゴを二個ずつ3人に配りました」イコール「2×3」という認識を、納得感をもって理解していくことです。
そのためには文章題を具体化・視覚化していく必要があります。TEENSの夏期講習「算数・数学 文章題攻略講座」では、算数・数学の文章題をこれでもか…!というくらいスモールステップに分解したうえで、文章題をビジュアル化した教材を使いながら問題に取り組みます。
例題を確認した後は、類似問題に取り組んで理解度を確認。わかったつもり、で終わらないようにその日のうちにテストします。
こうすることで、読字に苦手意識のあるLD(学習障害*・ディスレクシア)傾向のお子さんも、不正解への恐怖心が強いASD(自閉スペクトラム症・アスペルガー)傾向のお子さんも安心して勉強に向かうことができ、驚くほどスルスルと解き始めたりします。
実際の学年の内容でご不安がある場合は、別の学年のコースにお申込みいただくことも可能です。その際はご相談ください。
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます
*学習障害は現在、DSM-5では限局性学習症/Specific Learning Disability、ICD-11では発達性学習症/Developmental Learning Disorderと言われます