2024年4月12日(金)に放送した「発達障害の子の通級入門 ~小学校編~」
実際に通級を利用しているティーンズ生の例も取り上げながら、基礎知識や活用の仕方についてご紹介します。
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通級指導教室、略して「通級」は、通常級に在籍していて発達の特性に困り感を持つお子さまが、週1~2回ほど指導を受ける教室です。
通級には以下のような種類があり、学校により種類が異なります。
通級は自分の学校で受ける「自校通級」と、近隣の学校に赴いて受講する「他校通級」があります。小学生の場合送迎が必要です。各自治体のサイトに一覧が掲載されていますのでご確認ください。
通級では必ずひとりひとりに「個別指導計画」を作成して、計画的に指導が行われます。
先生と1対1で行う個別の通級と、3~5名で行う小集団の通級があり、そのいずれかまたは両方で行います。
指導の内容は、友達関係を例にしたSST、感情コントロール、読み書きの練習などで、塾のような教科学習は行いません。
通級は平日の日中に行われるので、クラスの授業を抜ける必要があります。この場合成績への影響はありません。
【ステップ①】学校に相談・申し込みをする
通級の相談・申し込みは基本的には入学後に行います。担任の先生や特別支援コーディネーターに相談してください。
地域によっては就学前相談の時点で相談・申し込みができる場合もあるようです。
また、小学校の中学年以降から申し込む場合や、学校の先生から利用を勧められる場合も多くあります。
※年度内の利用を希望する場合は申し込み期間に締め切りがあるため、自治体の手順をご確認ください。
【ステップ②】 学校内で調整・判定
先生から書類をもらって申し込みをすると、まずは校内委員会で利用の判定が行われます。
【ステップ③】 自治体の判定
学校での判定が通ると、自治体での判定委員に申請して、自治体の判定を受けます。
ここで発達検査が行われる場合もあります。
【ステップ④】 利用開始
早ければ小1の5月くらいから利用開始をすることができますが、手続きに時間を要する場合もあります。
前述の通り、通級は個別指導計画に基づいて実施されるので、個別指導計画の目標を達成できれば利用は終了になります。
ただし、小学6年生まで利用したり、中学校に引継ぎを行い継続して利用することも少なくありません。
ライブでは実際に小学校で通級を利用をしたティーンズ生の保護者に体験談をお話しいただきました。
放課後等デイサービスティーンズでは、教育・医療・福祉など様々な機関と連携を行いながら支援をしています。
お子さんを取り囲む全ての居場所が連携することで、目の行き届いた支援を行っています。
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