2024年2月22日(木)に放送した「発達障害の子の中学受験 ~4月から私立中学も対象に!合理的配慮義務化の影響は?~」
実際にこの冬に中学受験をしたティーンズ生の例も取り上げながら、基礎知識から合理的配慮、学校選びについてご紹介します。
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ティーンズ北浦和の児童発達支援管理責任者で中学受験塾の講師だった森谷から、中学受験の基礎知識についておさらいです。
中学受験は小学校で習う範囲から出題されますが、実際には応用問題が多く早めから練習することが求められます。そのため小学4年生ごろから塾に通って準備を始める人が多いです。塾に通うと特に小学5年生・6年生はお月謝が高くつくこともあるようです。
中学受験をすることのメリットは、高校も同じ環境で安心して通えることや、自分に合った学校を選ぶことができる点です。一方で受験勉強や学費の面では負担が大きくなります。
では中学受験でも合理的配慮は申請できるのでしょうか?
※合理的配慮について知りたい方は、【図表でわかる!】発達障害 × 合理的配慮をお読みください!
中学受験でも合理的配慮を受けることは可能です。
例えば時間の延長、拡大コピー、別室受験など、発達障害の特性に応じて配慮を受けることができます。ただし事前に申請が必要ですし、申請が通るとも限りません。また、合理的配慮を受けるには本人の特性理解が必要です。
実際に中学受験をしたティーンズ生のお母さまに登壇いただき、体験談をお話しいただきました。
首都圏にある294校も私立中学校から、発達障害のお子さんにおすすめの学校をいくつかご紹介します。
学校を選ぶうえでのポイントは以下のようなものがあげられます。
中学受験で勉強を頑張っても、入った後につらい思いをしてしまっては失敗体験となってしまうかもしれません。学習のレベルを高く求めすぎず、お子さんがなじめる環境かどうかを見極めることが大切です。
また、中学校は少人数制でも、高校から外部生が入ってきて雰囲気が大きく変わる可能性もあります。高校の雰囲気も含めて事前に確認できると良いでしょう。
放課後等デイサービスティーンズに通うお子さんの約1/4は、中学受験をして私立中学校に進学しています。塾ではないティーンズだからこそ、お子さんの特性を理解して中学受験のサポートも行っています。
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