発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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【Youtubeライブレポート】発達障害の子の高校受験~最新タイプ別 おすすめの学校は?~

2024年3月8日(金)に放送した「発達障害の子の高校受験 ~最新タイプ別 おすすめの学校~」

実際にこの冬に高校受験をしたティーンズ生の例も取り上げながら、基礎知識から合理的配慮、学校選びについてご紹介します。

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まずは高校受験の基礎知識!

様々な種類の高校、何が違うの?

昼ライブ解説担当といえば!ティーンズ北浦和の森谷さんから基礎知識についておさらいです。高校になると様々な種類が選択肢に入ってきます。何が違うのでしょうか?

運営は大きく分けると「公立」と「私立」があります!そして種類は様々な要素が組み合わさり、種類が分かれています。

  • 授業形態
    • 学年制は小学校・中学校と同じく、決められた授業をこなしていって、テストを受けて進級していきます。
    • 単位制は大学に近く、次のステージ(進級や卒業)に必要な単位や組み合わせは自分で決めていきます。通信制や定時制での形が多いです。
  • 通い方
    • 全日制、定時制、通信制と分かれており、それぞれ登校する日数・時間帯・頻度が異なります。
    • また通信制の場合は課題提出などを伴走してくれる「通信制サポート校」も並行して在籍する方が多いです。
  • なんらかの配慮やサポートに力を入れている学校を「チャレンジスクール」「エンカレッジスクール」と呼ぶことがあります(地域によって名称が変わります)

関連記事:発達障害と進路 | 学校選び・高卒後進路まで解説

高校受験の方法

高校受験は、内申点+学力試験での選抜の学校が一般的です。一方で推薦などでは小論文+面接など学力を問わない入試方法の場合もあります。

支援級では内申点が出ない……でも公立学校に進みたい。その場合は早めに在籍中学校と相談してください。

また、高校受験でも発達障害の特性に応じて、合理的配慮(時間延長、別室受験、問題用紙の拡大等)を申請することもできる場合があります。合理的配慮についてはこちら

ティーンズ生の高校受験体験談

今年ティーンズからは89名のお子さんが高校受験にチャレンジしました!進路先(予定含む)の内訳がこちらです。

ライブでは実際に高校受験をしたティーンズ生のお母さまに登壇いただき、体験談をお話しいただきました。

  • Tさん(特別支援学級所属)
    • 特別支援学校の就業技術科に合格🌸
    • 1年生の1学期に高校受験について考えるように先生に言われ、どんな将来を過ごしたいか考えた。「今と変わらない生活をしたい。仕事をしつつ、趣味の時間を楽しみたい」「親に頼って生活したくないが、どんな仕事があっているのかは分からない」というお子様の気持ちを聞き、自分に合った仕事を見定められる特別支援学校の就業技術科の受験を勧めた。
    • お子さんが他の進路に気持ちが揺らいだ時のために、通信制高校への編入についてもあらかじめリサーチ
    • 受験にあたって「漢字」に課題があり、発達障害児向け塾の公開模試を受けて合格圏内か確かめた。漢字はお母さまが伴走し、本人の苦手な作文等の対策をティーンズでサポート
    • 主治医の先生から「IQが高くなり、18歳時点で愛の手帳が更新できなかった場合障碍者枠が使えないかも」と言われた。受験先の先生に事前に相談したところ、過去に同様のケースで精神手帳を取得し障碍者枠での就職を決めたお子さんがいると聞いて安心して受験することができた。
  • Yさん(特別支援学級所属)
    • 通信制サポート校に合格🌸
    • 小学生時代は通級利用で途中から五月雨登校、中学生時代はほぼ不登校だった。
    • 高校を決めることへの抵抗感があり、お母さまが候補を絞って提案し、具体的な希望を聞きながら学校を決めていった。出席日数を考え、初めから通信制を検討した。
    • 4~5校見学に行き、最終的に通信制高校1校を受験。最後の決め手は「通うスタイルが複数あり、ご本人の状況によって登校日数を動かせる」こと。ご本人は大学進学を考えており、大学合格率の高いところに決めた。

発達障害のお子さんにおすすめの高校

様々な校種の中から、発達障害のお子さんにおすすめの高校をいくつか紹介します。

高校受験での学校選びのポイントは以下のようなものがあげられます。

  • 障害への理解度(校舎による支援の違い、発達障害/グレーゾーンの子が在籍 など)
  • 卒業後の進路(進学、就業 など)
  • 生徒・学校の雰囲気(お子さんのタイプ、人数、厳しめ/のびのび、学生らしさ など)
  • 入試の形態(実技?面接?小論文?)

学校を選ぶうえでは、「こうなってほしいな」という理想ではなく、「無理なく行けるかな」とお子さんの目線に立って考えることが重要です。

また、学校に通えなくなったら、受験で落ちてしまったら、など万が一のケースも想定しておきましょう。

ティーンズでの高校受験対策!

放課後等デイサービスティーンズでは、塾ではないティーンズだからこそ、お子さんの発達障害の特性を理解して高校受験のサポートも行っています。

  • 進路情報の提供…学校との関係機関連携を行っています。、高校の情報や先生とのすり合わせが可能です。
  • 進路相談…半年に一度の面談に加え、事業所内相談を設けております。また、ご本人との面談も定期的に行っています。
  • 受験対策サポート…書類の提出やスケジュールを一緒に確認します。メンタルケアをしながら合格・不合格に関わらず最後まで伴走します。
  • 入学準備サポート…実際に入学してからの生活の変化についてもサポートを行います。

 

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