当社Kaienの公式Youtueチャンネルにて、発達障害*の当事者・支援者・関係者が、世に問うアイデア・提案、叫び、つぶやきを披露する視聴者参加型の生放送番組『発達の主張 Live』を開始しました。
今月は、TEENSをご利用中の高3生にご登壇いただきます。学校生活を通してご自身の特性とどのように付き合ってこられたか、卒業後の進路をどのように選択したか、周囲からのサポートで役立ったこと、などを伺っていきます。
当事者のお子さんの体験談を直接伺える機会ですので、ぜひご参加ください。
3月21日(火)20:00~20:30 オンライン開催(参加無料)
公式Youtubeチャンネルにて視聴する!過去開催分もご視聴いただけます
毎月開催!Kaien特別セミナー詳細とお申込はこちらから!
今月から「リアルな進路情報」を30分で分かりやすく解説する進学進路研究会が始まります。
最近では「ご本人に合った進路を選ぶ」という考え方が少しずつ広まりつつあります。一方で、ニーズとともに選択肢も多様化しており、闇雲に情報収集するのは保護者の方もお子さんも混乱を生じやすい状況とも言えます。「通信制高校に入った後の進路って実際どうなの」「受験の合理的配慮って発達障害でも受けていいの」など、疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、TEENSに通う受験生を対象とした進路満足度調査を参考に、豊富な進路サポート実績を持つ当社スタッフの視点から「放デイ卒業後の人生決定の仕方」について解説していきます。
進路選びにお困りの方や早いうちから将来のイメージを持っておきたい方にもおすすめです。
3月29日(水)19:00~19:30 オンライン開催(参加無料)
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2021年度版】TEENS生の進路、納得度から見る「発達障害×進路」
TEENSでは月に1度公開保護者会を行っています。3月のテーマは「上手に使おう!発達障害の子のネット・SNS~安心安全なオンライン活用術~」です。
子どもたちにとって身近な存在となったインターネットやSNS。様々な情報や知識に触れることができ、自分に合ったコミュニティに参加することで豊かな経験にもつながる一方、利用方法を誤ると対人トラブルや金銭トラブルが生じる場合もあります。
今回は発達障害のある子のインターネット・SNSの使い方やICT機器の活用について、当社の支援事例を挙げながら、保護者の方と一緒に考えていきます。
3月18日(土)10:30~12:00 オンライン開催(参加無料)
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子育て・支援に役立つ!過去のTEENS特別セミナー YouTube動画はこちらから!
前回のTEENS公開保護者会「親子で学ぶ!発達障害の子の思春期~対人関係のトラブルと対処法~」でお寄せいただいたご質問を一部抜粋しお答えいたします。
<発達障害の子への性教育はどうしたらいい?>
Q 小学生の息子が特定の女の子に執着しているようで心配です。よく言えば一途なのですが、ストーカーにならないかなと。どのように声掛けなどしていけばいいのでしょうか?
A TEENS生にも同様のトラブルを抱えているお子さんは少なくありません。思春期年代のお子さんへの性教育はとても重要です。
発達障害のあるなしに関わらず、性教育の内容は基本的には変わりませんが、特性に合わせた伝え方の工夫は必要です。例えば、曖昧な表現が苦手という場合には「距離感に気をつけよう」よりも「はじめて会った人には腕一本分の距離をとりましょう」の方が、具体的で伝わりやすいでしょう。
また、友達とのやり取りの中で自然に性の知識を身に付けることや、ネットの情報の良し悪しを自分で判断することは難しい場合もあります。
そのため、周りの大人のサポートが必要になりますが、特に思春期年代に入ると親子間で性の話をすることに抵抗を感じるかもしれません。その場合には、学校の先生や他の信頼できる大人など、第三者の力をかりることもおすすめです。
TEENSでも、動画教材などを活用しながら異性を含めた他者との関わり方についてお話ししたり、「性教育」をテーマとしたイベントを開催しています。過去のセミナーアーカイブでも紹介しておりますのでぜひご参考になさってください。
発達障害の子の子育て 知っておきたい性のお話~性教育とLGBTQをテーマに~
発達障害のあるお子様向けの性教育「好きな人、いる?」男子会開催レポート
<すぐ嘘をついてしまうお子さんへの対応は?>
Q 周りと合わせるために、怒られないために、すぐばれるような嘘を日常的につく娘にどうしたらよいか悩んでいます。友だちにバレて噓つきと責められても、最後まで認めず嘘ついていない!というトラブル続きです。
A 特性上「そもそも嘘をついているつもりがない(認識のズレ)」「ウソを言った後にバレると思っていない(想像の難しさ)」といった可能性もあります。
そのため、頭ごなしにご本人の嘘を咎めるというより、まずは、ご本人の主張に耳を傾けることも大切です。認識のズレはないか、嘘をついている理由は何か。
その上で、「でも、こういう捉え方もあるよね」「友達にはこう思われてしまうかもしれないね」と、最後に他者視点や見通しを具体的に添えるという対応が有効かもしれません。
TEENS生の中にも、コミュニケーションの絶妙な塩梅さが求められる”ウソ”が苦手な方は少なくありません。言い換えれば、不正のできない真摯な人たちであるともいえるでしょう。
TEENSではTwitter、Facebook、YouTubeを通して、各種サービスやイベントの紹介のほか、発達障害に関するニュースなどの情報を発信しています。
またセミナーの最新情報は、KaienのLINE公式アカウントでも配信中です。
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます