今回は「発達障害*×不登校」がテーマです。
不登校の子が安心して過ごせるようにするにはどうすればいいの?
不登校の子が自信を取り戻すにはどうすればいいの?
不登校経験のある高校生当事者とそのご家族からお話を伺いながら、『自信と個性の伸ばし方』について考えていきます。
元教員のTEENSスタッフが保護者さまからよくご相談に、3名の教員経験者がお答えしています。
■お子さんが毎日学校で安心して過ごすために、何を伝えるか
新学年のクラス編成が固まる前の2~3月頃を目安に、診断名だけではなく具体的なサポート内容、併せてご本人の強みを伝えるとよいでしょう。
長期間、1日の大半を学校で過ごすお子さんが安心して過ごせる配慮は何かを軸に、ご本人自身も巻き込みながら学校と検討されることをおすすめします。
なお、前回のイベントの様子は、TEENSウェブサイトにて視聴いただけます。
【詳細】https://www.teensmoon.com/information/onlineseminar/
2021年2月よりスタートしたウェブでも受けられるTEENSの動画配信プログラム。
コミュニケーション術、お金や物の管理法、勉強の仕方や就職活動の準備などお子さん方の『未来の武器』となるプログラムを毎日ご利用いただけます。
今回は内容をちょっぴり動画でご紹介!
ホップ「お悩み相談シリーズ 『はなしをききなさいってしかられちゃう…』」
そんなTEENSの体験会、実は毎日行っています。お気軽にご参加ください!
申し込み:https://wteens.doorkeeper.jp/
TEENSの飯島が、Q&Aにお寄せいただいた質問にお答えします。
Q. 中学3年生の娘をもつ保護者です。発達障害の子に合う高校の情報を教えてください。
A. このご質問はたくさんいただきますが、もう少し解像度を上げて考えるところから始めるのをおすすめします。
例えば書字に苦手さがある子なら?タブレットなどICT導入が活発な学校がいいでしょう。不安が強い子なら?少人数制で先生の目の行き届きやすい学校の方が安心です。あるいは強みに着目するなら?PC好きを活かして、プログラミングの授業のある学校だと楽しんで通えるかもしれません。
『発達障害』と一口に言っても十人十色です。また、弱みが目立たないような環境を選ぶのか、より強みを活かせるような環境を選ぶのかによっても選択肢は変わってきます。発達障害に合う学校、ではなく、ひとりひとりに合う学校を探していきましょう。
なお、もし具体的な学校情報をお求めでしたら、東京・神奈川でしたらご紹介ができると思います。ご相談希望の方はTEENSのオプションサービス『個別指導(受験サポートプログラム)』にお申込みください。
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます