“発達障害*”にまつわる情報を3分程度で読める文章と1枚の図表にまとめてお届けします。
今回は「目で見ておぼえる派?耳からおぼえる派?自分に合ったおぼえ方のヒント」についてご紹介します。
AさんとBさんが、授業中の悩みについてお話しています。
Aさん「先生の話を聞いても内容が分からない。頭の中が混乱しちゃう。」
Bさん「教科書を読んでも内容が分からないです。目が疲れることが多いです。」
Q.それぞれ、得意な教科を教えてください。
Aさん「理科かな。生きものの写真を見て特徴を覚えることが得意だよ。」
Bさん「英語です。特にリスニングとか、内容を聞いてから答える問題が得意だと思っています。」
今回は、物事を覚えるときの「あなたのタイプ」を図表にまとめてみました。
目で見ておぼえる派のAさん。話を聞いても理解できなかったことは、文字や図絵を書いてもらうことで情報の整理ができそうです。
一方、耳からおぼえる派のBさん。文字や図絵を見ても分からなかったことは、動画などの音声にして解説してもらうことで理解につながりそうです。
同じ「おぼえる」ことでも、人によって得意な方法と苦手な方法は違うみたいですね。
目で見ておぼえる派も、耳からおぼえる派も、どちらも素敵な特徴を持っています。
長所をいかして、自分に合った「おぼえ方」を見つけてみてくださいね!
※※図の使用について※※
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます