“発達障害*”にまつわる情報を3分程度で読める文章と1枚の図表にまとめてお届けします。
今回は「発達障害 × ICT(読み書き編)」についてご紹介します。
発達障害の中でも特に読み書きに苦手さのある子にお勧めしたいソフトやアプリをまとめました。
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読み上げ機能・総ルビ・分かち書きetc.. 読みが苦手な子にはうってつけ。各出版社からでているものは学校経由で申し込んでもらおう。
★個人で申し込めるものとして…
デイジー教科書 温かみのある音声で主に小学生におすすめしたい。
AccessReading 高校の教科書まで対応している優れもの。
<公式サイト>Windows 版 Office Lens
黒板やプリントを写真でぱしゃり。そのデジタル データとして保存できる有能ソフト。
台形補正…斜めから撮っても補正してくれるので、自分の座席から黒板を撮影できる!
読み上げ機能…「One Note」⇒テキスト抽出 または iPhone版 Office Lensの「イマーシブ リーダー」機能を使えば撮影後即読み上げ可能。すごく便利です。
<公式サイト>テストと学習環境のユニバーサルデザイン研究機構 UDLTE
タブレットを扱うのは難しい…という子にお勧めしたいのはこちら。教科書の紙面上に、見えない2次元コードを印刷されています。付属の音声ペンで紙面をタッチすると、タッチした部分の文章の朗読音声が再生される、というもの。取り扱い教科書が限定されているのがネックですが、「みんなと同じ教科書が使える」「扱いが簡単」などメリットが多い。
<App Store>GoodNotes
メモ機能のあるアプリはたくさんあるが、ダントツの使いやすさ。最新のデジタルインク技術を採用しているので書き心地が良い/画像の取り込みも楽ちん/用紙のサイズが豊富で印刷もしやすい = 提出しやすい/フリーハンドで書いた形をきれいな図形に読み込んでくれる/テキストのみならず、手書き文字やPDF内のテキストも検索可能 etc.. 魅力が多すぎて書ききれません。
<App Store>無音カメラ
名前の通りシャッター音のないカメラアプリ。授業中でも気軽に使えます。板書の写真撮影の際に注意したいのは、撮影後の「待ち時間」。みんなが書き写している間手持ち無沙汰になりがちです。時間を有効に使えるように、撮影した画像をGoodNotesに挿入したり、大事なところにアンダーラインを引いたりして、ノートとして完成させましょう。
<公式サイト>Youtube
まず再生速度が0.25倍~2倍に変更可。更に字幕を付けることもできる。「聞いて理解することが苦手。でもゆっくり話してもらえたり、部分的に視覚情報を補ってもらえたら分かる」というタイプの子におススメ。できればクラスで全員で観られるように撮影・共有をしていただけると有難いですね。テクノロジーの力はすべての子どもにとって有益です。
※※図の使用について※※
発達障害啓発目的・非商用利用の場合に限り、引用・転載を許可します。その際には、引用元として本ページ名を明示してください。なお、著作権はTEENSが所有しており、図の二次利用・改変は禁止とします。商用利用を希望される場合は(teens@teensmoon.com)までご連絡ください。
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます
*学習障害は現在、DSM-5では限局性学習症/Specific Learning Disability、ICD-11では発達性学習症/Developmental Learning Disorderと言われます
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