発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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けん玉効果?! 「できる」自信と「続ける」力

2015年2月27日

TEENS横浜の大宜見です。

先日TEENS横浜でけん玉ブームが起きている事をお伝えいたしました。ブームは続き、休み時間の度にお子さん同士が「カンコン、カンコン」とけん玉を練習する音と、ワザが出来たときの「おぉ!」と言う声がよく響くようになっています。

かういう私もお子さんと一緒に日々練習しているうちに「とめけん」(玉を中央に指すワザ)が出来るようになりました。けん玉に触るのが小学生以来となる私ですが、「コツコツ練習する」ことの大切さを改めて感じています。

そんな中TEENS横浜のけん玉ブームで注目を集めているのがT君。ブームの火付け役でもあるT君はとても上手で、いつもプロ顔負けのワザを次々と披露してくれます。同じ曜日に来られるお子さんからは、「けん玉の上手なお兄さん」として知られ、ほかのお子さんにもけん玉のコツをアドバイスをしてくれたりしています。

それまでは色々な物事に自信無さげな反応をしたり、イライラが募って作業を進められなくなる事があったT君ですが、「すごいね」「プロみたい」と言った声をお子さんやスタッフからかけられるうちに、徐々に自信をつけられていく様子が印象的でした。家でもコツコツと練習に取り組んだT君の地道な努力のたまものなのだと思いますが、好きなことを通じて「続ける力」をつけたことで、お仕事体験や学習支援でも最後まで粘り強く取り組めるようになりました。一つの「できる」が他の課題にも取り組める力を育んでいます。

お仕事体験や学習支援のセッションでは生きる力を伸ばしてもらうことを大事に考えていますが、中でも「自尊心」の源はふとした所に転がっているかと思います。自信のないお子さんには「できた」ことを実感できるよう、できるだけ細かい所、小さなステップでの支援を続けたいと思います。

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