発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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ついに実現、『発達障害に理解のある中学・高校合同説明会』 その②

学校合同説明会 2015年8月31日

TEENS横浜の飯島です。

第1回 発達障害に理解のある中学・高校合同説明会開催までいよいよ1週間を切り、参加校の皆さまにご協力いただきながら着々と準備をしているところです。

現在50余名の方にキャンセル待ちをいただくほど、大盛況が見込まれる今回のイベントですが、実は企画段階では参加校探しに苦戦し、中止になりそうな時期もあった、という経緯があります。

理由は主にふたつ。ひとつはそもそも支援体制が整っている学校が少ないこと。もうひとつは、実際に発達障害児が在籍して可能な範囲でサポートはしていても「発達障害*に理解があります」ということを表明している学校が非常に少ない、ということです。

TEENSのウェブサイトでもご紹介していますが、公立の小学校中学校では支援級や通級などの発達障害児に対する支援環境が比較的整備されていますが、私立の中学校や高校では受け入れ態勢は整っていないことの方が多い現状です。神奈川では星槎中学高等学校が有名ですが、専門的な支援を行っている学校というのは全国的にも少ないのです。

二点目に関しては、「専門的な支援をしているわけではないので」ということとが最たる理由でしたが、残念ながら「発達障害の受け入れをしているということで非発達障害のお子さんから敬遠されたくない」という学校もありました。非常にナンセンスで勿体ない考え方ですが、、、、

そんな中で、今回ご参加いただくことになったのは最終的には16校に上りました。もちろん、全ての学校で支援体制が十分に整っているわけではありません。ただ共通していえることは、現場の先生方が一生懸命発達障害について「理解しよう」と尽力してくださっているということです。どこまでサポートができてどこまではできないのかを、真摯に伝えようとしてくださっているということです。参加者の皆さまには、そちらをご理解いただいた上でご自身にとって、お子様にとって必要な協力体制がとれるかの相談の場にしていただければ幸いです。

写真
開催地ビル。こちらの3Fです。

将来的には東京ビッグサイトで開催するというでっかい夢があるのですが、今年はひとまず当社のオフィスのワンフロアで実施となります。参加上限を可能な限り引き上げたため、当日は大大大混雑が見込まれています。参加者の皆さま、当日はご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い致します。

<リンク>
ついに実現、『発達障害に理解のある中学・高校合同説明会』その①

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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