発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
MENU

東京都町田市 「町田みのり高等部」| 発達障害に理解のある学校 インタビュー特集 vol.008

「特性に理解のある学校の情報が欲しい」というお子さん・保護者に向けて、ティーンズがおすすめしたい学校情報をお届けします!

第8回となる今回は、町田みのり高等部 植木 真也先生にお話を伺いました。インタビューを通して、町田みのり高等部の教育内容やサポート体制について深く掘り下げ、発達障害を持つお子さんを持つ親御さんが知りたい情報をお届けします。

町田みのり高等部 植木 真也先生
町田みのり高等部 植木 真也先生
学校名八洲学園高等学校 技能教育連携施設 町田みのり高等部
所在地東京都町田市森野1-27-14 サカヤビル1F
ウェブサイトhttps://minori-hs.jp/machida/
Q1: 町田みのり高等部の最大の特徴は何ですか?

最大の特徴はどの学校よりも丁寧な個別の対応をしているということだと思います。

まず入学前からのサポートも行っており、入学前の8月から練習登校を行い、その中で生徒一人ひとりの状況を確認して、その子に合わせたサポートをしています

またそれと同時に保護者面談や中学校の先生方との面談を行い、中学校の状況などを共有していただき、指導計画を立てて4月の入学を迎えています

入学後も個人の成長・状況に合わせて、その都度サポートを変えています。

Q2: 発達障害を持つ生徒へのサポート体制はどのようになっていますか?

入学後は、半年間の練習登校を経てはいますが、まずは学校や、毎日来ることに慣れるために半日授業を2週間程度設けています

その中でうまくペースをつかめた子たちには少しずつ時間を増やしたり、ゆっくりと適応していくお子さんには個別で対応したりしています。特に不登校の期間が長かった子は新学期に頑張りすぎてしまうこともあるので、ホームルームで全員に教員から適度に休むこともアドバイスしています。

また授業では20人の生徒に対して、授業担当の教員が1人と、必ず最低でも1人のサポートの教員が入ります。4月の段階だと、1年生が馴染むことに時間かかるので、さらに人数を増やして手厚くサポートすることもあります。

環境にも気を遣っていて、大きいフロアの中に、パーテーションで区切られた教室になっています。緊張や不安で教室の中に入りづらいというお子さんにも、パーテーションの外で授業の声が聞こえる状態で受けてもらうこともあります。

NEXT PAGE 知識だけではない!実践型の商業学習

1 2
ページトップへ