「支援の醍醐味を共有しながらKaienの支援の尖りを定義しよう」という試みで、昨年の7月から始まった「チャンピオンケース」も、今回で念願の3回目を迎えました。
チャンピオンケースとは?詳細はこちらをご確認ください!
これまでのチャンピオンケースを通して、ティーンズの支援における強みや独自性に、支援者自身が改めて気づく貴重な会となっています。毎回審査員としてご参加いただく保護者の皆さまからの温かいご意見も大きな励みとなり、支援活動の充実に寄与しています。
また、放課後等デイサービスに通うお子さんの変化は、日々少しずつ表れているものの、数年後に振り返るとその成長の大きさに驚かされることもしばしばです。そこで、今回は12ある各事業所のスタッフがケース事例を紹介するにあたり、概ね3年以上ご利用いただいているお子さんを推薦させていただくという方針で進めました。
Kaien津田沼は千葉県津田沼駅にある自立訓練施設です。
審査員を務めてくださった相談支援事業部のスタッフからは、「ここまでされているのはすごい!」という驚きの声が寄せられました。
個々のニーズに応じたきめ細やかな支援に対して、改めてその効果と意義を実感することができました。ティーンズの支援は、お子さん一人ひとりの個性や困りごとを見える形に整理し、言葉にすることで理解を深めるところから始まります。具体的なスケジュールやタスク、感情の状態を明示することで自己管理をサポートし、実際のお仕事体験やグループ交流を通じた小さな成功体験の積み重ねが自信の育成につながっています。
学校、家庭、支援者が一体となって築き上げた安心感ある環境が、お子さんの成長と自立を支え、自分の可能性を少しずつ実感する大きなサポートとなっています。
今回のチャンピオンケースを通して、私たちは支援の現場での創意工夫や試行錯誤の意義を改めて確認でき、これからの支援活動に一層の意欲を持って取り組むきっかけとなりました。
今後も、より良い支援を提供できるよう、スタッフ一同一層努力を重ねてまいります。
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審査員からのコメント
他の審査員の皆様ともお話しましたが、どのケースも「将来が楽しみになる」ような、非常にレベルの高いものばかりでした。
特にチャンピオンとなったケースは、ご本人の強みと課題を的確に把握し、強い信頼関係のもとで支援を提供できた結果、ご自身の特性や困りごとを他者に伝えられるようになっていました。
この方が将来にわたって役立つスキルを習得されたという点も、大きなポイントでした。