隔週金曜日にお送りしているティーンズの昼ライブ。今回は、2025春 発達障害の子の中学受験がテーマです。
人気の学校に変化は見られたの?合理的配慮の活用事例はあった?発達障害に理解のあるおすすめの学校は?など、今年の中学受験をふり返ります。
ゲストには、今年受験を追えたばかりのティーンズ生やその保護者の方をお招きし、受験対策から試験本番まで、リアルな体験談を伺います。
当社Kaienの公式Youtueチャンネルでは、発達障害の当事者・支援者・関係者が、世に問うアイデア・提案、叫び、つぶやきを披露する視聴者参加型の生放送番組『発達の主張 Live』を配信しています。
2月17日(月)の配信では、学習障害のひとつである「算数障害(ディスカリキュリア)」の当事者、大西あかねさんに、学生時代から社会人になるまでのリアルな経験を伺います。
算数教育に役立つツールも紹介し、数字が苦手な人の困りごとや、難しさを乗り越えるために必要な工夫を考えていきます。お子さまの学びと支援のヒントが詰まった配信をお届けします!ぜひご視聴ください!
2025年3月にオープン予定のティーンズ長町。これまで首都圏で展開してきた放課後等デイサービス ティーンズの東北仙台1号店は、開所まで残り1カ月を切り、内装も少しずつ整い始めました。
2月からはティーンズ長町の事業所での説明会や体験会を開催いたします。ご利用希望の方は、ぜひお越しください。
先にご紹介した2月17日(月)のKaien公式Youtueチャンネル配信では、学習障害のひとつである「算数障害(ディスカリキュリア)」の方にお話をお聞きします。が、そもそも学習障害とはどういった難しさに現れるのか、それに対してどのように対応・工夫することで困り感が和らぐのか、または「うちの子どもの勉強の苦手さってそれなの?解決できるの?」と疑問が浮かぶ保護者さまなどもいらっしゃるかと思います。そこで今回のQ&Aでは、
Q.学習障害とはどんな難しさがあるの? どのように周囲は対応・工夫できるの??
について、お答えしていきます!
A.学習障害は、LD(「Learning Disabilities」の略)とも言います。「日常生活はスムーズに送れているのに、なぜか勉強だけはどんなに頑張っても難しい……」という形で、ご本人や周囲が困り感に気づくケースが多くあります。また、LDは主に「読み」「書き」「計算」の三種類に分類されます。
「読み」のLDでは「スムーズに文章が読めず、つっかえたり読み飛ばしたりする」「読んで理解することが大変で頭に入らない」などの苦手さに、「書き」のLDでは「丁寧に書いても読みづらい字になる」「書き間違いが多い」などの苦手さに現れることが多くあります。
けれども、LDとは「勉強のできない障害」では決してありません。最近ではLDを「Learning Differences(学び方のちがい)」や「Leaning Diversity(学び方の多様性)」と定義できないか、という考え方があります。
つまり、決して勉強のできない障害ではなく、大多数の人とはちがう学び方の方がフィットしやすいことを指すのです。代替手段を使用することや配慮を求めることで、苦手さを補い、本来の力を発揮して学習に取り組むことができます。
学習障害 × ICT(読み書き)でおすすめツールはこちら(【図表でわかる!】のページに飛びます)
大好評の【図表でわかる!】発達障害シリーズをはじめ、発達障害に関するニュースや無料イベントなど、お役立ち情報を配信しています。
X(旧Twitter):https://twitter.com/teensmn
Facebook:https://www.facebook.com/teensmoon/
Instagram:https://www.instagram.com/teensmn2012/
YouTube:https://www.youtube.com/@teensmn
YouTubeでは、お昼のライブのアーカイブの他、オンラインプログラムのハイライト動画も見ることができます。コメントやいいね!など反応をいただけると嬉しいです!
※セミナーの最新情報は、KaienのLINE公式アカウントでも配信中です。
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます