発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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出張授業「謎解きイベント:お宝を探せ」

ティーンズ川崎 2024年11月7日

こんにちは。放課後等デイサービスティーンズ川崎の陳野です。

出張授業の概要

川崎市立京町小学校の支援教室にて、ティーンズのイベントを出張授業として行いました。 小学6年生1人と小学3年生5人の計6人にご参加いただきました!

出張授業を行う放課後等デイサービスティーンズスタッフ、陳野功さん

授業の流れは以下の通りです。(計45分)

  • 13時30分~ 自己紹介
  • 13時40分~ アイスブレイク~なんじゃもんじゃ~
  • 13時50分~ 謎解きイベント「お宝を探せ」
  • 14時15分 終礼

アイスブレイク なんじゃもんじゃ

自己紹介や本日の授業内容を説明すると、たくさん話しかけてくるお子さんと少し声が小さく緊張されているお子さんと、いろいろなお子さんがおりました。
そのため緊張をほぐすためにも、なんじゃもんじゃを6人で行います。
山札から1枚カードを引き、引いた人は出てきた絵カードの特徴から名前をつけて、次に同じカードがでてきたときに一番早く答えられた人がカードを取得するというゲームです。

お子さんが絵カードのどこを特徴としてとらえるのか、記憶力と記憶したものをすぐに発信できるか等の点を見ることができるカードゲームで、実際にあまり自己発信はなさそうなお子さんが瞬時に回答を発信する様子もみられました。「〇〇(色)小僧」等の名づけが流行し、大笑いしながら皆取り組むことができています。 緊張もだいぶほぐれたようでした!

謎解きイベント「お宝を探せ」

メインイベントであるお宝さがしは、教室のいたるところに計8か所なぞなぞを書いた紙を掲示し、3人ずつの2チームにそれぞれわかれ4問ずつ謎を解いていきました。

ティーンズの出張授業で行った謎解きゲームの画像

なぞなぞというと「座って解く」ということが多い印象ですが、教室中に張り巡らせることで自分の足で歩いて場所に向かい問題を解いたり、他のお子さんのところにいって教え合ったりが可能になるためバラバラに掲示しています。
手元にも謎が書かれた紙面を渡しており、書類の管理もしていただきながら慌てずに解いてもらいました。

中には「あーこれわかった!]といって違う答えを書いてくる微笑ましい一場面もありました。 そして「わからなかったら聞くこと」は都度お伝えしています。

最終的にはそれぞれのチームで4問ずつ(計8問)の問題を解き、最後のお宝の隠し場所「ぷりんたーのうえ」を導き出すことができました。 お宝(折紙で作った立体の星)を手にして、嬉しそうに掲げているお子さんたちが印象的でした。

さいごに

今回は「楽しく活動する」「他のお子さんと交流を図る」「わからない問題は聞く(人を頼る)」の3点をポイントとして実施しました。

投稿一覧

実際に、お子さん同士での会話は多くみられ、謎を解いているときは他のお子さんの回答をみせてもらったり、考えてもわからない問題は聞くということを経験していただきました。
人を頼る(援助要請)については、大人になってからも必要なこととして、普段のティーンズでも特にお仕事体験でよくやってもらいます。
「わからないことは聞けばよいんだ!」と少しでもお子さんに思っていただけたらと思います。
そして、何より、終始お子さんたちに笑顔が見受けられたのが印象的で、ご協力いただいたお子さんたちにも感謝の気持ちでいっぱいです。

なお、京町小学校では、企業の方をお呼びして今回のような出張授業を時折企画されるそうです。柔軟な学びの機会の提供にご尽力されており、その一つとして今回は当社の取組みを紹介させていただきました。とても貴重な機会をいただきました。
最後になりますが、このような機会をいただいた主任の大槻先生、小澤先生、そして京町小学校の先生方、お子様・保護者の方に改めてこの場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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