“発達障害*”にまつわる情報を3分程度で読める文章と1枚の図表にまとめてお届けします。
今回は「発達障害×目標設定」についてご紹介します。
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発達障害の子の中には、その特性から「苦しい目標設定」をしてしまうタイプがいます。
こうして「また目標通りにできなかった」「自分はなんでできないんだ」と自己嫌悪に陥って苦しんでしまうことも少なくありません。失敗体験ではなく、「できた!」を実感できる目標を設定して成功体験を積むことが大切なのです。
そこで今回は「上手な目標のたてかたヒント」を6つ紹介します。
最終目標と関係のある小さな目標を設定すると、「できた!」という経験を積み重ねやすくなります。
(例)
最終目標 サッカーがうまくなる
👇
今の目標 毎日15分以上ボールにさわる
数字を入れると「どれくらい達成したか」が見えやすくなります。
(例)
✕ がんばって勉強する
〇 30分以上漢字練習する
目標を分解して小さなステップに分けると、進み具合が見えやすくなります。
(例)
✕ 朝6時までに起きる
〇 まずは6時45分までに起きられるようにする
周りの人に自分の目標を話すことで、進み具合を聞いてもらえたり、応援してもらえることがあります。
自分一人で継続するのが苦手な子には特におすすめです。
お菓子を食べたりゲームをする時間を作るなど、ごほうびを用意することも有効です。
自分の頑張りを認めるとともに、次のステップに進むための元気を蓄えることができます。
どこまでできているか記録をすることで、達成感を感じたり、あと少し頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。
継続することが大切なので、カンタンにできることが重要です。
今回は6つご紹介しましたが、自分に合うものを見つけることが大切です。自分の頑張りが見えやすい方法を探してみてくださいね。
※※図の使用について※※
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます
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