放課後等デイサービス ティーンズでは、さまざまなお仕事を”試着”しながら、将来の就職や自立に向けてのスキルを楽しく身につけられる「週末|お仕事体験」プログラムを提供しています。
今回は、2023年11月に、祝日特別イベントとして実施した、お仕事体験SP(スペシャル)「農家のお仕事を知ろう」の様子をご報告します!
通常の「週末|お仕事体験」は、30種類以上のお仕事を事業所内で体験していくプログラムですが、今回のイベントでは特別に実際の農家さんを訪問してお仕事を体験してきました!
参加したのは、ティーンズ新宿とティーンズ三鷹のお子さん14名。
小学校高学年~高校生まで幅広く参加されました。
今回は、日本の未成年者に向けたキャリア教育事業に取り組まれている、合同会社EYFS代表 立原大雅様(なんと現役大学生!)にご協力いただき、東京都三鷹市にある冨澤ファーム様でお仕事体験をさせていただきました。
(左:立原様、右:冨澤様)
晴天にも恵まれ、お仕事体験開始です!
まずはじめに、冨澤ファーム4代目、冨澤剛様より、農家のお仕事についてお話しいただきました。
新渡戸文化短期大学にて非常勤講師もなさっている冨澤様。
「まず、農家のお仕事はかなりマルチタスクです」
農地を最大限活用するために行う「二毛作」や、安定した生産のために、日々天候に合わせて業務内容が変わること、出荷先とのやり取りなどなど…
業務内容が幅広いからこそ制限なくチャレンジできるとお話しされています。
お子さんからも「二毛作、知ってる!」などの声が聞かれました。
今回は、ピーマンや唐辛子の収穫をさせていただきました!
数人のグループになり、「ここに大きいやつあるよ!」と互いに声を掛け合って収穫を進めていきました。
微細運動が苦手なお子さんも、何度か失敗したのちにコツをつかみ、意欲的に収穫していきます。
お子さんの「やる気」は、こうした、安心して失敗できる環境の中でこそ生まれてくると実感できる場面でした。
(ピーマンが苦手なお子さんのために、ご厚意でジャガイモも体験させていただきました!)
約50分ほどの作業でしたが、お子さんからは、「楽しかった!」「普段やらないことだから集中してできた」といった感想をいただいています。
中には将来農業系の進路を考えているお子さんもいらっしゃり、「仕事内容は好きだとわかったけど、予想以上に体力がいることもわかった」と、実際に体験したからこその感想も聞くことができました。
最後には、自分たちで取った野菜をお土産としていただき、体験は終了です。
後日、保護者の方からは、「将来の職業を考える上で、体験をしないとイメージしづらいことが多いので、直接体験できる機会があってよかった」といったお声もいただきました。
ティーンズのお仕事体験では、カフェ・経理部・Youtuberなど、30種類以上の体験プログラムをご用意しています。
多様なお仕事に出会う中で、お子さん自身が自分の得意分野に気づくことができるプログラムです。
体験会も開催していますので、ご興味のある方はぜひご利用説明会にお越しください。