TEENS本八幡の出納です。
TEENSでは現在、約100名の大学生・大学院生がインターンとして活躍しています。
実際にインターンをしている方の声をご紹介します。
今回は臨床心理士を目指す、大学4年生の菊池さんです!
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皆さまこんにちは。TEENS横浜インターンの菊池と申します。
わたしは現在、大学4年生で心理学を中心に勉強中です。TEENSのインターンは2019年12月から始め、主に個別セッションの支援に参加しています。
わたしはTEENSに入る前、発達障害*のお子さんに関わったことがありませんでした。発達障害については、大学の授業で学んだ程度です。
入社当初は、お子さんと関わることに身構えてしまっていました。早口で話してしまうお子さんに対して、聞き返したら怒らせてしまうのではないかと思ったり、雑談するときも当たり障りのない話題を選ぶのに必死でした。
例えば、不安や警戒心の強い小学生のお子さん。初めはわたしが声をかけても反応が全くありませんでした。どうにか学習に取り組んでもらわなくてはと思いましたが、「苦手な勉強の話をしたらご本人を傷つけてしまうのでは…」と躊躇していました。
そんなとき参考にしたのは、先輩スタッフの関わり方です。学習のことだけでなく、ご本人の好きなゲームや漫画の話題で、焦らずやりとりをしていました。真似してみると、お子さんの緊張が徐々に和らいでいき、わたし自身もリラックスして接することができるようになりました。初めてそのお子さんから話しかけてくれたときは、とても嬉しかったです。
TEENSでは、障害特性と向き合うだけでなく、それぞれの「人となり」を理解し関わることで、お子さんと信頼関係を築けることを学びました。
わたしは来年度から、大学院に進学し臨床心理士を目指す予定です。まだまだ経験・知識ともに浅いですが、発達障害の方の困り感を理解し、寄り添えるようになりたいです。
さらに、いずれはコーチングも学び、発達障害の方の可能性まで見据えてサポートできるようになることを目標としています。
TEENSでお子さんと関わる中で、「支援者として成長したい!」という想いのある方とご一緒できることを楽しみにしております。
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TEENSでお子さんの成長を応援したい!将来を見据えた支援をしたい!という方向けに、採用説明会を開催します。
個別セッションについてより詳しく知ることもできるので、お気軽にご参加ください。
*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます