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【発達の主張Live】発達障害×理系で送る大学生活を実際に聞いてみた!兄編~ティーンズ既卒生インタビューシリーズ vol.2-1~ #発達障害 #4年制大学 #合理的配慮

受験進路 2024年3月4日

※読むための推定所要時間:約5分 こちらは2024年2月21日(水)に開催された『発達の主張Live 放デイ卒業生インタビュー』を文字化した記事となります。

『ティーンズ卒業生インタビュー』は、当社の放課後等デイサービス ティーンズ(TEENS)をご利用いただき、進学あるいは就職して新たな道に踏み出した皆様にあらためて当時を振り返っていただき、過去のこと、現在のこと、未来のことを語っていただくインタビューシリーズです。

今回登場してくれたのは、理系のご兄妹!なんと二人ともティーンズで進路について考えながら、最終的に理系大学への進学を決めました。

この記事では、前半に登場した兄”イサキさん(ティーンズ利用歴:4年)”に密着します。

妹”サワラさん”はこちらのリンクからどうぞ。

 

大学受験におけるアドバイスは?

Q.はじめに大学受験について聞かせてください。受験生にアドバイスはありますか?

 

  • まず大学のオープンキャンパスに行ってみてください。小中学生のときはお祭りに行く感覚でいっていただいて構わなくて……高校生の場合は受験が近いでしょうから、オープンキャンパスの中の『なんでも相談会』みたいな先生と個別面談が受けられるコーナーがありますから、必ず相談しておくといいと思います。

入学後……履修登録の罠。

Q.実際に入学して、困ったことはありましたか?

  • 大学に入ってすぐにガイダンスで、全体へ履修登録をすることや操作なんかも丁寧に教えてもらったのですが、カリキュラムというのはパッと見て分かるというものではないと思うので、教務課に相談してみないと分からないと思います
  • 初年度はまったく教務課に相談するという習慣は無かったです。留年もしました。教えてもらうことはできました。

大学に入ってからの合理的配慮は?

Q.受験に限らず、入学後には合理的配慮はあったのでしょうか?

  • 教務課から一度呼び出されて、合理的配慮の内容について確認書を締結してひとまず内容は決まったんですが、先生ごとに周って交渉を行うのは自分でやれという結果でした。その結果、(コロナ禍等もあり)交渉は自分でやれなかったので、半分以下しか合理的配慮はしてくれなかった覚えがあります。
  • 1年留年した後、2年生の時には、(自分から)先生のオフィスをまわって、ひとりひとり内容を確認しました。あとは授業のあとに先生を引っ張って配慮の内容を聞くとか、そういうことをしました。1年のときと比べて変わった感覚はありますね

スタッフ:交渉が必要になってくることもある……勇気がいりますよね。

  • 先生によっては態度に差があったなあ……交渉を続けると先生からも意識してくれるようになりました

将来に向けて。

  • 繰り返しになりますが、(大学を選ぶ際には)オープンキャンパスに行っておいてください、ということです。自分の行ったことの無い大学に行くのは怖いでしょうし、授業の面白さなんかも分かりますので。

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【見逃し配信公開中!】

イサキさんのインタビュー、見逃し配信を公開しています。話をより詳しく聞きたいという方は、是非ご視聴ください。

【見逃し配信】
・【発達の主張Live】発達障害×理系で送る大学生活~トライ&エラーから得る生活のコツ~
>見逃し配信 :https://www.youtube.com/watch?v=–2SH0RC-F8&t=240s

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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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